取組内容

育休復帰後の活躍推進

女性が長きに渡り働き続けていくのはもちろん、女性の活躍推進を図るうえで、育休復帰後の働き方に関する取り組みが重要だと考えています。育休取得後に復帰する女性のほとんどは短時間勤務を希望しますが、フルタイム勤務を選んだ場合には会社からの支援があるということを発信しています。

具体的内容

• 子が小学校3年生の3月末日まで最長2時間の短縮勤務
• 早期復帰した場合の保育料、ファミリーサポート利用料等の補助
• 小学校3年生以下の子を持つ者がフルタイム勤務する場合の保育料、学童保育料、ファミリーサポート利用料等の補助

また、平成29年度には半日単位で取得できる有給制度を新設します。多くの社員が活用することを期待しています。

休暇取得、時間外労働の管理徹底

• 誕生日休暇
  誕生月もしくは前後の月に1日（有給休暇）
• スクールイベント休暇
  小学校以下の子または孫の園や学校の行事に参加する場合、年間5日以内※
• 健康増進休暇
  人間ドッグを受ける者が申請した場合年間2日（連続）※

（※は私傷病休暇として取得）

時間外労働は事前申告制。後方部門は夕礼を実施し、申告しやすい環境を作りました。月に1度、所属ごとの時間外集計結果を全館に発信し、‘経営会議においても情報を共有しています。

成果

制度導入後2年で、若干名ではありますが早期復帰者がおりますし、本年4月にも2名が制度利用を予定しています。

育休復帰後に働き続ける上で、働き方にも選択肢があるという取り組みとして、1つ目のステージは確立してきたのではないかと思っています。今後の課題としては、そこからさらに、どうすれば長く続けてもらえるか。そして、管理監督職を目指す、上昇志向の高い女性を育成できるか。次のステージを考えるべき時に差しかかっているのかもしれません。

時間外労働については、取り組みを始めて少しずつではありますが、確実に減少するにいたっています。

これからは女性だけに限らず、全社員に対する働き方の改善やワークライフバランスといった観点での取り組みに注力していきたいです。