取組内容
仕事と家庭の両立、キャリア形成を積極的に支援
昭和自動車学校では、女性指導員のニーズが高まっていることを考慮し、継続して働きやすい職場環境を進めるために、平成20年9月に男女共同参画社会づくり宣言を行いました。結果として、女性指導員の採用、仕事と家庭の両立、キャリア形成などに取り組み成果が現れています。例えば、指導員を5〜6人のチームにしてシフトを工夫することで、毎月2・3連休が取得できるようにするなど、連休取得を推進。さらに、子どもがいる女性指導員に対し、残業を行わない定時帰宅を実現しました。(繁忙期:2月3月8月を除く)。
女性社員が働きやすい環境を整えることは、働き方のハードルを上げ下げしなければならない子育てや、親の介護が必要な世代等へのワークライフバランスに目を向けることにもつながります。また、女性だけの支援にとどまらず、社員とその家族に対し、インフルエンザの予防接種費用を1人2回まで全額を会社負担にしたり、人間ドック費用の半額を会社負担にするなど、社員思いの幅が広がっています。
昭和自動車学校らしいロールモデルの構築を目指す
毎年9月に「Do Light!フェスタ」を開催し、その収益金をもとに暗い通学路に毎年1本ずつ太陽光で灯る街灯を設置しています。こうした、安心、安全な街づくりのための社会貢献活動を多くの方々と協働で実施。地域の抱える問題に対し、きめ細かな視点で問題を解決するのは、中小企業が本来得意とするところです。女性活躍の取り組みにおいても、大企業にはない“昭和自動車学校らしさ”が溢れたロールモデルの構築に挑戦しています。
成果
様々な角度から職場環境を整える努力をしてきたことで、性差関係なく離職率低下を促進。特に女性社員に関しては、結婚後も継続して働くことを選択した社員が100%(3名中3名)でした。今後は、女性社員が育児休暇を取得した場合の労働力確保が課題です。
業種 | 自動車教習所 |
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従業員数 | 正規社員24人(女性6人) |
所在地 | 富士市 |